受電設備は定期的に精密点検を行い機能試験、外観検査、清掃を行い基準値以上の性能を満たしているか、異常はないかなど点検します。長期的な計画のもと事故を未然に防ぐ診断、機器更新のタイミングなどお客様との運用に付いてもご相談致します。
お客様の大切な設備を目の行き届かない所までトナミ電工はサポートいたします。
各種試験、清掃、電気的な接合部など増締め作業など行い、点検前と後で各種の値などを確認します。継電器のリレー不良や遮断器の投入不良など、突発的な対応に迫られる事もあります。試験当日の天気で大きく左右される値もあり経験がいります。
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停電作業になるためお客様の事前準備、調整に気を遣います。 精密点検も回を重ねるごとに問題の切り分けが早くなるようになり、より安全・安心な電路となります。 |
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高圧引き込みされている需要家にはトランス(変圧器)での電圧変換が行われており、その多くは絶縁油の入った油冷式が使われております。負荷率や設置環境、負荷(機器)によって車同様、オイルの汚れ・劣化・酸化が経年進行していきます。定期的なメンテナンスでのオイル採取、絶縁耐圧値、酸化値、絶縁抵抗値などを見守りトランスのオイル交換をしてやる必要があります。さらに費用はかかりますが精密分析にかけると起こりうる事故を未然に防ぐ事も可能となります。
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トランス交換の依頼から現場調査を行いました。一般的に受配電機器にはその更新推奨時期が決まっています。すぐ交換対応するにも大容量、特殊機器など高額な機器であればそのタイミングと判断も慎重になります。交換が必ずしもベストで無いかを確認するためワンクッションおき事前調査を提案。調査結果を踏まえ新品の性能を取り戻す事は出来ぬとも絶縁オイル交換を実施する事にしました。基準値以上の数値になり使用安全率にも余裕が出来きました。今後は定期的に見守って行く次第です。
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濁ったオイルで中の様子が見えない程でしたが、洗浄しオイル交換した後は電圧タップやコイルがよく確認出来きるまでになり、油試験性能も基準値以上になりました。 |
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受電点はエネルギー供給の大切な源でありますが、収納されている機器同様に屋外では外函もメンテナンスが必要です。設置条件や仕様によっては劣化の進行度も違いますが手遅れにならないよう気を付けなくてはなりません。
トナミ電工はお客様の大切な設備をトータルにサポートいたします。
屋外キュービクル(QB)の再塗装を施工させていただきました。QBは築30年以上経っており錆の進行が目に付く状況でした。メンテナンスしながら開口部の処理や、吹き付ける風雨で影響のあった遮断器、オープンフレームの取替・塗装などもなど改善のご提案を行い停電が頂けるタイミングで出来る改修も行いました。
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設置環境は良いQBですが経年劣化より鋼板端部やスリットの鋼板などは浸食が進んでいました。 |
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ケレン掛けを行い錆止め塗装を行った。 |
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電気設備での現場ではそれぞれの状況に応じ、測定機器の選定が必要になります。特に電路の状況を深く判断する時などその様な場合があります。
トナミ電工はお客様の大切な設備を豊富な経験と高い技術でサポートいたします。
頻繁に起こる漏電警報・・。漏電警報器も一般的なタイプでは対応出来ない場合がこの測定結果で分かりました。 改善提案により現場では「より高度で正確な測定」に見直され誤作動は激減、信頼のおける漏電監視が可能になりました。
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リーク(漏れ)電流値は430mAを示しています。 本当のリーク値なのか?・・ この需要家の場合リーク電流値に含まれる高調波の影響は測定器のフィルターである程度カットされるものの、実はリーク電流のほかに容量性の値が多く含まれていたのです。 |
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昨今インバーターやIT機器増加にともない容量性の漏れ電流が増加しています。正しい絶縁状況はi0r測定器で判断、活線状態の絶縁管理も行えます。 上記(写真1)の値に対し測定値は123mAを示しました。 |
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保守メンテする上で多くの情報があります。その中から温度分布を「見える化」し記録、測定すると事故を未然に防ぐ診断、機器の性能検査・検証を迅速かつ正確に判断出来ます。
トナミ電工はお客様の大切な設備・建物を確かな技術、豊富な経験からサポートいたします。
サーモグラフィで「見える化」を行い機器の保安業務を行いました。当て推量をなくし問題を見つけ出します。
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ヒューズ付きのナイフスイッチを測定対象として見ました。 |
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保安業務にてナイフスイッチを撮影。以前に過熱し問題があった経験からナイフスイッチを保安撮影しました。写真では3極の温度差が見て取れますが、電流値の差は低い事がこの温度差から分かります。問題はなさそうですが、停電点検時に増締めの実施、更新のタイミングでノーヒューズ遮断器に取替が望ましい所です。 |
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